南相馬市の復興について

2011年04月30日(土)

南相馬市の塗装屋(有)原町美装の、菅野美紀です。

気がつけば、GWですね。もう4月が終わるのも驚きですし、震災後は毎日何曜日かも分からない感覚でいたので、連休という実感もない感じです。

さて。4月20日のブログでご紹介しました奥村丈夫先生から、たくさんの参考資料を教えて頂きました。その中でも、分かりやすく、とても参考になるものがありました。サイエンスメディアセンターHPにあります、カナダ大学・ウォルトナ―テーブス教授の資料です。http://smc-japan.org/?p=1620

資料の中で「汚染への対策」という項目があり、土壌改良について書かれた文をご紹介します。‘長期的には、石灰とカルシウムを豊富に含む肥料を土壌に交ぜて、放射性核種に競合する安定的元素として作用させること、および牧草を150ミリメートルの株に刈り込むこと、この二つの方法はどちらも、汚染地域で刈り取った飼い葉中の放射性核種の濃度を低減させると言われている’

南相馬市長が、4月25日の共同通信社の取材で、こんなことを答えていました。「脱原発とかアンチ原発ではなく、原発を克服する産業の拠点にしたい」と。具体的には、放射能汚染の除去技術や原子力に代わる次世代エネルギー開発などにかかわる企業や資本、人材を集積を呼び掛けたい、ということです。それも、日本だけではなく、世界の勇気ある人たちを集め、英知を集積したい、というお話でした。

私は、素晴らしい復興構想だと思いました。南相馬市の復興を考える上で、放射能の問題は避けて通れない重要な問題です。重い問題ではありますが、英知を集積していけば出来る、と信じています。

(お詫びと訂正)

4月20日のブログでご紹介しました奥村丈夫先生のプロフィールに誤りがありました。大変申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます。正しいプロフィールを、ご紹介致します。(4月20日ブログも訂正させていただきました)

奥村先生は、第一種放射性物質取扱士(第一種放射線取扱主任者)、放射性物質測定士の資格(第1種作業環境測定士)をお持ちで、長い間、㈱花王に勤務され、花王ご退職後は(株)日本中性子光学の取締役をされていました。現在はご退職され、杉野服飾大学の非常勤講師として化学を教えていらっしゃいます。放射性物質に大変詳しい先生です

奥村先生、大変申し訳ありませんでした。そして、本当にありがとうございました。